DTMerがライブをしたいと考えてみた-モバイルDTM進化論-

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元々管楽器吹きなので、演奏は入れたいなあと常々考えると同時にたまには演奏会とかいいよね・・・と思ったりします。
DTM作曲がメインの方も楽器の経験がある方は多いようですし、演奏動画の公開や演奏の生放送している方もいらっしゃいます。

 

DTMの場合はしっかりと環境構築がされていてはじめて成立するので、残念ながらライブパフォーマンスを行うのは困難です。

キーボード一台、ギター一本、大きい所でドラムセットを車で持ち込むくらいまでならどこでもやっている事ですが、音の作りこみをしたソフトシンセの場合は環境ごと移動しなければならなくなり現実的ではありません。

少なくとも、以前はそうでした。

しかし、モバイルデバイスの小型省電力化、性能向上によりその束縛からも解放されつつあるのかもしれません。

以前紹介したAKAI ADVANCEKEYBOARDは外部のシンセをドライブするためのソフトウェアとコントローラを搭載し、積極的に外部音源を使用する作りになっています。

ROLIのSEA BOARDもキーボードでのライブパフォーマンスを拡張するためのインターフェイスデザインですが、音源は外部に頼ります。

かつてはノートPCの処理能力も高くなく、またバッテリー駆動時間や信頼性の問題から外部音源を使用しての屋外演奏は不安がありました。
実際演奏時は今でもVL70-mの持ち出しをする形を取っています。
ライブに性能の高いノートPCを持ち込んで演奏している方もいますが、その場合は電源の確保が必須です。
ソフトシンセを使うパフォーマンスをもっと気楽に出来るようになればいいなあと言うのは演奏系DTMerの悲願の一つかもしれません。

スマホとタブレットPCの進化が世界を変えるかもしれない

Androidはまともに音楽できない、と言われ続けてきましたがその事情にも変化が見られつつあります。
そして昔からクリエイターならAppleと標榜してきただけあってiOSはMIDIやオーディオの取り扱いにもしっかり筋道を用意してありました。

先日話題になったIK Multimediaのi RigはiPhoneへギターの入力を可能にするデバイスです。
iOS版のAmplitubeを通せばアンプシミュレーターを経由したギターサウンドをスマホ一台で作れてしまいます。
また、NanaやtmBoxで歌を披露している方もi Rig Micやi Rig Proの様にマイクを接続可能にするデバイスがあれば録音のクオリティを格段に向上させることが出来ます。

i rig connect

そのままライブに使おうと言う話とはまた別になりますが、スマホが一台あるだけでも以前困難だと思っていた事がそれなりにこなせてしまうようになってきました。

スマートフォンと同様に近年シェアを伸ばしているのはタブレットPCです。
iPADに代表されるタブレットは準ノートPCの立場からメインストリームへとシェアを拡大しています。

私も先日ASUSのTransboook T100CHIを購入しましたがこれが非常に快適です。
まだDAWのインストールはしていませんが、これだけの性能があればパフォーマンス用にソフトシンセを起動する程度なら問題なくできてしまいそうです。

小型のタブレットPC市場は拡大しておりキングジムのPORTA BOOKやINDIEGOGOで製品化されたGPD Winの様に新しいデザインやアイディアに満ちた製品が増えています。
それぞれの製品はモバイルの問題であったバッテリー寿命や処理能力を向上させる工夫を反映し続けて進化しています。
それはソフトシンセを持ち出すといテーマにおいても多大な恩恵になっています。

どこでも使えるに進化しているオーディオインターフェイス

タブレットPCでソフトシンセが動かせたとしても、重要なのは良質なサウンドとキビキビとしたレスポンスです。
それを実現してくれるオーディオインターフェイスが無ければパフォーマンスをすることはできません。
ラックマウント型やミキサー型など様々なデバイスがありますが、モバイル向けのオーディオインターフェイスとなると中々これ!!というものが見当たりませんでした。

が、これも機会だと思って改めて調べてみるとあるじゃないですかいいものが!!

ZOOM U-24ZOOM U-24

2in/4outのUSBオーディオインターフェイス、バスパワーと電池駆動が可能です。

このサイズならケースにもカバンにも簡単に入りそう。
求めていたのはまさにこれ!!と言った製品です。

フィールドレコーダーでも定評のあるZOOMの事ですからハズレという事はない・・・と思うのですがどうでしょう?
入手してその性能を確かめてみたいと思います。

モバイル環境の変化はライブパフォーマンスを進化させるかもしれない

タブレットPC、モバイルオーディオインターフェイス、ミニアンプ。
これだけのアイテムが揃えばどこでも演奏できそうです。

FMシミュレーターやVAシンセ、様々なジャンルの音色が、ミニライブでも簡単に使えるようになる日は近いのかもしれません。

自分のお気に入りのウィンドシンセ用VA音源のIFWが外で使えればT-SQUEAの音だって・・・

ギターやベースのバンドだけでなく、YMOの様なバンドも現れるかもしれませんね。

 

さっとセットアップして演奏できるスマートなライブのスタイル。
音楽が身近になる感じがしませんか?

音楽系コミュニティが推し進める参加する音楽のさらに先には、今より楽しい未来が待っているのかもしれませんね。

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About みるくここあ 318 Articles
ウィンドシンセを片手に曲を作っています、演奏するのも聴くのも好き。 ゲームとITと変な情報を拾ってくるのが得意。 色々とやっているらしいけど詳細はヒミツ。 オリジナル曲を公開しています。 http://www.nicovideo.jp/mylist/31704203 作曲風景の生放送もしています。 http://rainbowsound.cafe/rainbow-sound-cafe-live/ 音楽やDTMに纏わる話題を色々と書きます。

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