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特集-JASRAC問題

当サイトで多く参照されているJASRACに関する一連のエントリーと、業界人や関係省庁、過去の判例などについて纏めてあります。

JASRACとMIDI狩り

JASRACが発したMIDIデータ配信サイトへの一斉申し立て。
見境なく発されたように見えた突然の動きの裏側にあった業界各社を震撼させた事件について纏めています。

21世紀になって間もない頃。まだMIDI音源が全盛であった時代のDTM界に突然の荒波が押し寄せました。 後にMIDI狩りなどとも呼ばれるようになったJASRACによる権利侵害サイトへの一斉申し立てが行われたのです。大手MIDIデータ配信サイト等が真っ先にその通達を受け、それを公表したことでそれらに関係したフォーラムや界隈の人間を巻き込んだ一大事件へと発展していきます。権利侵害の通達を恐れた多くのサイトやMIDI作成者はファイル公開を取りやめサイト閉鎖を行う人も多く、MIDIファイルによる音楽データの交換や耳コピーなどの...
予期せぬニュースにより前回のJASRAC問題についての記事が拡散されていて驚いています。 恐らく今まで裏側からの情報は無かったと思うので賛否あると思いますが、こういった出来事があったことが参考になれば幸いです。またはてブ、Twitterなどでも反響があり、様々なご意見をいただきました。いくつかの点で回答を明確にしておく必要があると判断したので補足をしておきたいと思います。※ご注意 経験した事実に基づいた記述ですが自身の正当性を主張しません。競合する意見を否定するものではない事にご注意ください。 一部推...

今なお議論を呼んで止まない音楽文化が破壊されたとされた日までを振り返るシリーズとして関係団体や各種資料や寄せられた情報や意見などを通して見つめなおしました。
時代を作った名機や時代をリードしたキーマンを追い、失われた文化の行方を探りました。

2001年にJASRACによって行われたMIDI狩りと呼ばれる出来事についてそこに至るまでの電子楽器やメディアの変遷と、法改正や社会の潮流を俯瞰して何があったのかを検討するシリーズ記事です。年表内のリンクから年代ごとの出来事についてその動きを追えるようにしてみました。関係団体や当時のユーザーへのインタビュー、スタンダードの交代など様々な出来事を経て成立したインタラクティブ配信規定は本当に文化を殺してしまったのか。ご意見やご感想、当事者であった方からの情報提供などもお待ちしております。1970年代1970年 - 昭和45...

JASRACから音楽を守る党

N国党の二番煎じは出てくるだろうなと思っていたところ、真っ先に飛び出して来たのはJASRACから音楽を守る党でした。
国政で扱うテーマなのかどうか、支持は得られるのか、今後の展開を注目しています。

参院選ではNHKから国民を守る党が議席を獲得したことが様々な感想と共に話題になっています。得票は事実ですし果たしてどのように仕事をしていくのかは今後の事ですのでいいとしても、政見放送の内容は流石にどうかと思いました。同時に、同じような事をぶち上げて話題性だけで動くような人が続くようなことはしてほしくないなあ・・・と思ったものです。と、思ったら早速何かでてきました;https://twitter.com/NOJASRAC/status/1153871901598502913?s=20マジかよ日本大丈夫か;JASRACから音楽を守る党とは思想信条の自由が認められて...

JASRACとYoutube

動画配信、ライブ配信サービスが誰でも参加できるものになった時代。
誰もがコンテンツメイカーになれる時代だからこそ注意しなければならない著作物の利用についてまとめました。

2018.09.22 – 追記

懸念した事態が発生してしまいました。

警告をした通りの事件が起きました。これに関しての問題点は過去の記事で指摘したものなので改めて書くことはしません。自作音源と標榜して配布していたことから相当な範囲に影響を及ぼしかねない問題です。場合によってはUGCサービス全体の根幹を揺るがすかもしれません。2018.09.23 - 修正Tuber Townの情報に基づき、再生回数を修正しました。2018.09.24 - 修正一部混乱を招く表現を削除しました。高額な使用料を請求される可能性問題のチャンネル、anriのカラオケ制作室は累計1,600万8,500万再生を誇る大手でした。自作と称して公開...
UStreamやニコ生の時代から生配信を行う人は増加の一途です。 生配信を行うプレイヤーはゲーム実況、歌ってみた、演奏してみた、踊ってみたなど、ジャンルが多岐に渡ります。それぞれのジャンルにおいて気を付けるべき点はたくさんあるのですが、動画と異なりライブストリーミングでの著作物の使用についてはかなり危うい状況が続いているように見えます。良かれと思ってやっている事で思わぬトラブルになったり、折角基盤が出来つつある情報発信の時代に状況を後退させるような事故を起こさない為にも注意したい点について書いて...
自己表現として歌うのも踊るのも大いに結構だと思います。但しルールは守らなきゃいけませんね。 歌ってみた、踊ってみたに挑戦する人は結構多いですね。性質上ハードルが低いため挑戦する人には入りやすいというのもあると思いますし、ニコニコ動画やNaNaなどのプラットフォームを利用することでコンテンツを中心としてコミュニケーションが取り易くなったことも人気の要因でしょう。しかし気軽さは油断や倫理観の欠如を招きます。夏休みということでやってみようかな?と思っていた人が動きだしたりするかもしれません。今回は...

JASRACと店舗の音楽

飲食店や美容室などへ契約の締結を求め続けているJASRAC。
店舗での楽曲使用は許されない事なのか?
店舗で使用する音楽の意味とあり方について考えてみました。

毎回恒例ですがニュースが出ると場外が燃え上がりますね。 JASRACが151事業者、166店舗に対して民事調停を申し立てたそうです。いずれの事業者も、その営業においてJASRACが管理する音楽著作物をBGMとして利用しており、利用許諾契約を締結するよう繰り返し催告してきましたが、手続きに応じないため、民事調停の申し立てを行いました。JASRACでは、ウェブサイトや各種メディアを通じて、広くBGMの著作権手続きの必要性を周知してまいりました。今後も利用者の方々へのご案内を継続していくほか、業界団体やBGM音源提供事業者との...

JASRACと音楽教育

大手音楽教室を運営するヤマハ・カワイへ発された著作権使用料の請求。
ヤマハは音楽教室の使用料徴収に対して裁判で争う姿勢を固めました。

音楽教室での楽曲使用は無償か徴収対象か?
演奏者としての経験と過去の判例から検討し、現代に求められる管理団体の在り方についてを考えてみます。

昨年から動きが活発になっている著作権関連の問題。制作者への対価を支払うべき、という論が正しく適用されている結果ですが反発が起きるのは何故かしら? 2017.02.04 - 追記右側の柱下段に音楽教室の利用についてのアンケートを設置してあります。(スマホは画面下へスクロールをお願いいたします。)よろしければご協力ください。JASRACが今度は音楽教室から著作権料徴収の徴収を検討しているというニュースで賑わいを見せていますが、毎回この手の話題がニュースになっても騒がれるのはほんの数日でその後はトレンドからさっさ...

ヤマハ・カワイなど音楽教室が結成した「音楽教育を守る会」と聖域なき徴収へ向け駒を進めるJASRACの対決はいよいよセカンドステージに突入です。 ヤマハの法務部門が黙って首を垂れる訳がないと前回も書きましたが、JASRACが退くわけもなく両者の対決は法廷へ舞台を移すことになりそうです。音楽教室の運営を行うヤマハ音楽振興会は7月にも東京地裁に教室での演奏が著作権料の支払い対象ではないと確認を求める訴訟を起こす方針だそうです。文化か商業か音楽教育を守る会からの主張としては音楽教室での演奏は"音楽理解力や...
音楽教育を守る会の勝ち目は薄いと思います。(個人の感想です。) 音楽教育を守る会が7月にも東京地裁にJASRACに対して使用料を支払う必要がない事の確認を求める集団提訴を行うことを決定したようです。(前回は方針だけだったのかな?)個人の感想としては先に書いたように音楽教育を守る会側の主張が認められる可能性は低いのではないかと考えています。少し前に取っていたアンケートの結果なども合わせて問題について少し考えてみたいと思います。JASRACは訴えられているから「悪」なのか?提訴されているので名目上被告であるこ...
当サイトでも行く末を見守っている音楽教育と著作権を巡る問題について、いよいよ第一回目の口頭弁論が始まりました。 この問題は突然降って湧いた話ではなく、JASRACとヤマハの間では10年にも渡り議論が重ねられてきた問題です。それだけの期間のやり取りを経ても妥協点を見いだせなかった問題でありヤマハ・カワイなどを筆頭とした音楽教室を守る会側には譲れない部分もあるのだとは思いますが、世論を巻き込んで(署名)展開する社会問題のように提起されるまでになってしまいました。多くの批判の矢面に立ち続けるJASRACと、音...
昨年12月に音楽教育を守る会が文化庁長官に申請していた徴収の保留を求める裁定の答申が発表されました。 おおよそ予想の通りの回答であり驚くような内容ではありません。今回も内容について確認をしてみたいと思います。要旨裁定についての詳細は文化庁から発表されています。裁定の主文は以下の通りです。主 文平成 29 年6月7日付けで一般社団法人日本音楽著作権協会から文化庁長官に届出のあった使用料規程については,音楽教育を守る会が求める実施の保留は行わず,著作権等管理事業法第 24 条第3項に基づき,本裁定の日を...
当サイトでも経過を追っているJASRACと音楽教室の対立について、東京地裁でとうとう結審しました。結審した、と言ってもこれから双方の主張や資料を精査して、法的に問題がないのか、国際的な基準に合致するのかなど様々な側面から判断を行い判決を出すまでの過程は長いものになります。また、恐らく司法判断がどちらに傾いても上告が行われるものと考えられます。そうなれば今度は場所を高等裁判所へ移して第2ラウンドの開始になります。 練習・指導演奏へ著作権が及ぶのか?この点についてはこのニュースがヘッドラインに上がる...

2020年02月28日

東京地方裁判所で第一審の判決がJASRACの勝訴となりました。
これを受け即日控訴の意向を守る会は発表しています。

でも、終わらない戦いはまだ続くのかなって。 当サイトでも継続してウォッチしていたJASRACと音楽教室を守る会の訴訟ですが、本日判決が出ました。結果は大方の予想の通りJASRACの勝訴であり、当然の結果に収まった形です。しかし司法が死んだ、日本語が読めないなどという意見もネットには溢れています。まだ主文を見る事ができないのが残念ですが音楽教育を守る会は控訴の意向を既に発表しています。(準備してたんでしょうねw)2020.03.18 - MIDI狩りの際にあったという通達について情報を集めています。2020.02.28. - 追記判決...

文部科学省会見内にてJASRACに対して一定の理解を示す発言がありました。
今後の動向にも影響を与えるかもしれません。
文化庁の回答もあり、基本的には法に則った処理を行う方針のようです。

JASRACと音楽教育を守る会、ファンキー末吉氏と新しい話題に欠かないJASRAC。今回は珍しくJASRACに対してアドバンテージのある発言が飛び出してきましたね。 林文部科学大臣から「音楽教室と小中学校での音楽教育は性質が異なる」という発言がありました。発言を引用します。音楽教室というのは、まあ所謂営利を目的とするですね、会社形態でやっているという事が一般的であると思いますけれども。まあそういう場合はあの、我々が小学校中学校で音楽を習うという事とは少し性格を異とするのかなあという風にも思っておりますので...

玉井先生による著作権料についての一問一答

玉井先生による音楽教室からの著作権使用料徴収についての説明をまとめました。わかりやすさを重視するために時系列に手を加えています。

楽器教室における演奏等の管理開始について

JASRACと1,100億円の行方

JASRACが徴収する1,100億円を超える著作権使用料。
この莫大な金額がなぜ不透明に見えるのか、そしてなぜ製作者に利益が分配されないのか?

著作権使用料がどこから来て、どこへ行くのかをデータから追跡してみます。

平沢進さんのインタビューの件で気になった事があったので少し調べてみました。 あらかじめ申し上げておきます。このまとめは個人的に調べたことを理解するために纏めている物であって、誰かを攻撃したり非難する意思はありません。一つだけ欲を言えば、作家の立場や権利が守られる環境に改革される事が希望です。実態について確認する方法がない事項が多分に存在していますので事実を保証できませんし、誤りを含む可能性があります。事業に対して理解の深い方、実態を調査できる方がおりましたら誤りの訂正も含め、より適切な場...

2017.11.15 – 追記

 アイドルとして2年以上、実質的に無給で働かされ、事務所を辞めた後の活動も契約で制限されるのは不当だとして、女性アイドルグループ「虹色fanふぁーれ」の10~20代の元メンバー4人が14日、元の所属事…

記事末尾でも触れましたが、いよいよ下請法の出番の可能性?
フロントの問題だけでなく、作家とプロダクションの関係などにもメスが入って欲しいものです。

JASRACと学校の関係

秋元康さん作詞の校歌はJASRACに全信託。

JASRACが学校まで著作権使用料を取りに来る?
それって本当?

今回も調べてみました。

昨今話題に欠かないJASRACですが、またもや斜め上からのニュースが流れてきたようです。 一体これはどういう事なのでしょうか?JASRACとの信託契約今回の問題の根底にはJASRACとの信託契約があります。秋元 康と言えばAKB48のプロデュースをはじめ、過去にも多くの作詞を手掛けてきた大御所の一人です。そんな秋元さんであれば当然多数の作品が信託されています。ここでJASRACの信託契約について見てみましょう。契約期間について信託契約の期間は3年です(※)。特段のお申し出がなければ、さらに3年間の自動更新となります。更新...

運動会でようこそジャパリパークへ!が流れるという明るい話題。
学校行事で使う音楽は言われているようにJASRACに目を付けられるんでしょうか?

この問題にはJASRACよりももっと注意しなければならない問題があるんです。

運動会シーズンですね。うちも先日子供の運動会に行ってきました。 昨今良くない形で話題が再燃しているけものフレンズの主題歌「ようこそジャパリパークへ!」が運動会のダンス曲に採用されているというファンとしても音楽好きとしても嬉しい話題が盛り上がっています。しかし嬉しい話題となるとすぐに水を差しに来る人がいるのもまた事実。カスラックが学校どころか、歌っていた子供の家庭にまで請求書送りそうで怖い- from Twitter運動会で人気の楽曲が使用された場合、JASRACは徴収にくるのでしょうか?学校行事での使用は多く...

JASRACと歌詞の引用問題

京都大学の入学式で総長が読み上げた式辞の中にノーベル文化賞を受賞したボブ・ディランの歌詞が引用され、その式辞がホームページ上に掲載された事からJASRACは歌詞の使用について請求を行っているようです。

著作権法三十二条には引用についての規定がありますが、明確な基準はなくあくまで「適正と認められる場合」という表現でしかありません。

個人に対しても同じような請求がなされたケースもありますが、適正な引用であるという反論により取り下げになっているケースもあり、これもまた適正な引用ではないかと考えられる件です。
と、思いきや他の引用部分にもJASRACが信託管理を行っている歌詞が引用されていることが発覚しました。

一体どうなっていくのでしょうか?

JASRACの話題が出る時はなぜか纏まって飛んでくることが多い気がします。裏を返せば常に「仕事をしている」訳ですが、それが理解されない事に慣れ切っているのでは?という感じもします。 ヤマハ音楽振興会が教室での楽曲利用は著作権が及ばないとして東京地裁に確認を求める裁判を起こす方針を固めたというニュースに続き、京都大学の入学式で読まれた総長の式辞に含まれる歌詞の引用が大学ホームページに掲載された使用料を請求されたというニュースが流れました。これに対して京都大学側は冷静に「根拠の詳細を知らされていな...

2017.05.24 – 追記

JASRACの記者会見で正式に「引用である」と確認をしたと発表がありました。

通常JASRACから突然請求が飛ぶことはなく、取り下げを求めるか使用状況の確認が入ります。(雅楽の件が参考になります)

京都新聞の報道では「請求」とあったため(自分も含め)既に請求されている物と考えての話でしたが、そんなことは全然なかった、という事でした。

京都大学がHP上でボブ・ディランさんの「風に吹かれて」の一節をとりあげたことについて、「JASRAC」(日本音楽著作権協会)の浅石道夫理事長は5月24日、「JASRACは引用として判断している。(著作権使用料を)請...

JASRACと映画館

今度は映画館から使用料の徴収を求める方針を発表したJASRAC。
みんなの娯楽である映画を潰そうとしている!!なんていう意見もちらほら見受けられます。

映画に使用される楽曲の取り扱いはどうなっているのか?
今のままだと何が問題になるのか。

今回もリサーチしてみました。

音楽教室を運営する団体で構成された音楽教育を守る会との衝突が記憶に新しいJASRAC。今度は映画館に使用料を求める事を発表しました。 言われるようにCDの売上が下がった事で徴収を焦っているのでしょうか?今回も背景を調べてみたいと思います。2018/08/01 - 追記JASRACのサイトに映画音楽作家からのコメントと映画音楽からの徴収実態についての資料が掲載されています。日本の作家として坂本龍一からも作家の権利保護を訴えるコメントが寄せられています。映画における音楽の使用料とは?JASRAC使用料規定の中に映画での著作物...

JASRACのサイトに映画音楽作家からのコメントと映画音楽からの徴収実態についての資料が掲載されています。
日本の作家として坂本龍一からも作家の権利保護を訴えるコメントが寄せられています。

映画上映使用料に関する日本の現状、JASRACの取り組み、世界の映画音楽創作者からのメッセージについて紹介いたします。

坂本龍一氏の発言はTogetter等では歓迎されていたようですが、原文の記事では映画館への徴収に関しては「自分たち作曲家のため」として肯定しています

2001年にJASRACによって行われたMIDI狩りと呼ばれる出来事についてそこに至るまでの電子楽器やメディアの変遷と、法改正や社会の潮流を俯瞰して何があったのかを検討するシリーズ記事です。年表内のリンクから年代ごとの出来事についてその動きを追えるようにしてみました。関係団体や当時のユーザーへのインタビュー、スタンダードの交代など様々な出来事を経て成立したインタラクティブ配信規定は本当に文化を殺してしまったのか。ご意見やご感想、当事者であった方からの情報提供などもお待ちしております。1970年代1970年 - 昭和45...

JASRACとネットゲーム

ゲーム内の吟遊詩人はJASRACから利用料を徴収されてしまうのか?
過去の事例や判例からリスクと問題点について考えてみました。

世界の片隅で誰かのために歌うとか、ロマンチックだと思うんですけどね。 記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。Final Fantasy XIV、バージョン4.15が始まるようです。アナウンスされていた吟遊詩人による「楽器演奏」がいよいよ実装されるそうです。MMOゲームでは過去にもMML等による楽器演奏の機能を有したゲームがあります。ユーザーにとっては特段メリットになる機能ではなくあくまでもゲーム内の一要素であり、それがある事で変化があるとすればそれは現実との境目を少しだけ曖...

JASRACと結婚式

GLAYの楽曲について結婚式での使用について著作権料を取らないと発表されたというニュースが流れました。
にわかに信じがたいタイトル、本当にそうなのでしょうか?
公式の発表と併せて、誤解されるJASRACと音楽出版社の関係について調べてみます。

記事の抜粋やタイトルはつけ方次第で周囲を混乱させるので気を付けたいですね。 昨日のニュースヘッドラインに思わず目を疑う内容が流れてきてビックリしました。公式発表の引用も記事内容にありましたが、公式の発表も見に行くと案の定「違う」訳です。明かに誤解を招く記述ですし、Yahooや記事を纏めているサイトはタイトルは修正すべきだと思うのですが・・・このタイトルの何が間違いで何を誤解させるのか見ていきましょう。著作〇〇権著作権、という言葉はご存知の通り。一連のふわっとした著作物に対する関係者の権利を丸ご...

GLAYに続きゴールデンボンバーが使用許諾を必要としない楽曲を発表しました。
こちらはアルバム中の一曲だけを自社管理としています。
GLAYのケースと何が異なるのか、詳しく確認してみました。

GLAYが楽曲の結婚式使用を制限緩和したというニュースがありましたが、今回のは本物です。 ゴールデンボンバーのニューアルバム「キラーチューンしかねえよ」に収録された「誕生日でも結婚式でも使える歌」の権利を自社管理として、使用許諾不要・使用料不要であると発表しました。アルバム収録曲中の1曲だけが対象であることには注意したい所です。では具体的にGLAYのケースと何がどう違うのかを見ていきましょう。対象の範囲GLAY:すべての楽曲ゴールデンボンバー:1曲のみ2018.03.1o - 信託管理を委託管理に修正いたしました。...

JASRACのプレスリリース

JASRACから発表される様々な情報です。

新しい訴訟などの情報が掲載されています。

日本音楽著作権協会(JASRAC)のプレスリリースを掲載しております。

ファンキー末吉氏が文化庁に上申書を提出した件について

2017年9月4日
http://www.jasrac.or.jp/news/17/170904.html

ライブハウスの経営者らに対する訴訟の判決確定について

2017年7月13日
http://www.jasrac.or.jp/release/17/07_3.html

BGM利用施設の経営者に対して
全国初の著作権侵害行為の差止めと損害賠償を請求

2017年7月11日
http://www.jasrac.or.jp/release/17/07_1.html

BGMを利用する美容室などの店舗に対して全国一斉に法的措置

2017年6月13日
http://www.jasrac.or.jp/release/17/06_1.html

信託する方の現実

アコーディオン奏者 長坂 憲道さんの報告

JASRACが徴収した利用料はは四半期(三か月毎)に使用実績に基づいて権利者に支払いする仕組みになっています。
これはJASRAC公式による説明にも明記されている所です。

アコーディオン奏者であり、作曲家でもある長坂さんが実際の利用実績について送られてくる明細表を紹介してくださっています。
信託する方の現場からはこういった明確な実績報告と確実な分配について高い信頼を得ています。

業界人の反応

作詞家及川眠子さんの見解

宇多田ヒカルさんの見解

平沢進さんのインタビュー

2006年のインタビューです。
このインタビューは「音楽出版の構造問題」のウェイトが大きい事を意識して読まないと誤解する危険がありますのでご注意ください。

また平沢進さんの楽曲は自由に使用できるといった誤解を吹聴している方がいるようです。
後述の通り信託されている楽曲ですので無断使用したり勧めるような行為は慎むべき
です。

録音・録画補償金やDRMのあり方などの議論の舞台に登場するのは、いつもJASRACを始めとする権利団体。だが本当の意味での著作権者であるプロの音楽家は、今日の状況をどう考えているのか。現役ミュージシャンで音楽配信の先駆者である平沢進氏に話を聞いた。

平沢進さんについて反JASRACであるとして名前を挙げられる方も多いですが、平沢進さんの楽曲は演奏権についてはMCJPを経由してJASRACに部分信託をしており「管理団体としての意義」を否定される主張はされていない事にご注意ください。

MCJPは音楽著作権管理事業者 e-License(http://www.elicense.co.jp) グループの音楽出版社です。

関連する法律と官庁・団体等

知的財産権について―特許庁

人間の幅広い知的創造活動の成果について、その創作者に一定期間の権利保護を与えるようにしたのが知的財産権制度です。知的財産権は、様々な法律で保護されています。

著作物が自由に使える場合―文化庁

日本音楽出版社協会

■音楽を生み、育むネットワーク 一般社団法人日本音楽出版社協会(略称:MPA)は、1973年9月に設立され、1980年に文部科学省から社団法人として認可されました(2010年10月1日一般社団法人へ移行)。 会員は音楽出版社約300社、主要音楽出版社はほぼ全て網羅しており、日本の音楽出版業界を代表する唯一の団体

私的録音保証金管理協会

判例について

独占禁止法による排除命令

公正取引委員会は2008年にJASRACと他著作権管理団体との間で公正な競争を著しく阻害するという独占禁止法に照らし、放送利用に対する包括契約の仕組みを見直すよう排除命令を出しました。
係争を経て、2015年に最高裁が新規参入を妨げていることを認める判決を確定させました。

これにより放送等使用料収入等が大幅に増益する可能性が考えられるため、2017年の信託会計がどうなるか非常に興味深いです。

2017年時点ではまだ経過措置中につき包括契約の基礎要件である前年度営業利益の1.5%が有効なようです。
これに対して使用した楽曲中のJASRAC管理分の割合を掛けて算出しているようですが、今後は全数報告を目指す方針であるとされています。

※1 放送番組における利用曲目全量の電子データによる報告。排除措置命令は、当協会が「放送事業者…から徴収する…放送等使用料…の算定において…当該放送事業者が放送番組…において利用した音楽著作物の総数に占める」当協会管理著作物の割合を反映するよう求めているため、その実施には各放送事業者による全曲報告が必須となる。

日本音楽著作権協会(JASRAC)のプレスリリースを掲載しております。
放送使用料が、著作者や音楽出版者など権利者の方々に届くまでの分配のしくみを紹介します。 日本音楽著作権協会 JASRAC

ダンス教室での楽曲利用について

2004年に名古屋地裁で行われた裁判でダンス教室での楽曲利用について、公衆に対する演奏であると判断して判決を出しました。

音楽教室での楽曲の利用についてもこの判断は根拠とされる可能性が高いと考えられます。

ファンキー末吉さんとJASRAC訴訟

元爆風スランプのドラマー、ファンキー末吉さんがJASRACの包括契約に疑義を掲げて著作権料の支払いを停止したことから著作権料の支払いを求めたJASRACに起訴された訴訟です。

判決文にもあるように“原告に不信感を抱くことは理解できない訳ではない”とされていますが、法律は感情論ではありませんので法に照らす以上支払いの義務は当然残ります。

この訴訟が補償金を供託した上で構造の問題を質すものであればもう少し支持も得られたのかもしれませんが、やり方に問題がありすぎて支持を得られない典型となってしまいました。

主 文 1 被告らは, 別紙1店舗目録記載 (1) の店舗 において,別紙 2 「楽曲リス ト(2008年4月1日発行)」及び別紙 3 「楽曲リスト(追録)」記 載の音楽著作物を,次の方法により営業のため使用してはならない。
ライブハウスの音楽著作権利用料の支払いにつき元爆風スランプのドラマーであるファンキー末吉氏とJASRACが裁判で争っていたのは周知だと思います。その第一審の判決文が先日公開されました。

最高裁への上告が棄却されファンキー末吉さんの主張は認められないことが確定しましたが、裁判の記録等を出版するクラウドファウンディングを開始しています。

片側の情報だけを参考にするのはフェアではありませんし、実際法廷で闘った人物の書籍には意味があるかもしれませんので、こちらも併せて紹介しておきます。

ファンキー末吉緊急著作「日本の音楽が危ない~JASRACとの死闘2862日~」出版に関するクラウドファンディングです。死闘が始まって2862日目の今日よりその全てを執筆して出版致します。ファンディング目標金額1000万円(次なる戦いへの資金も含む)。

参考情報

音楽著作権弁護士のブログ(仮)

音楽ビジネスやアーティストにも役に立つ実情を紹介されているgkさんのブログです。
プロフィールには記述がありませんが、タイトルから士業を営まれる先生でしょうか?
法的な解説の他、契約についてのノウハウを紹介した記事もありますので音楽に携わる人は目を通しておくべきブログだと思います。

ウェブ上にあまり出てこない音楽著作権情報をお届けします。

新潟弁護士会会長談話

新潟弁護士会会長、菊池さんの談話です。
法の専門家という意味で玉井先生と同じく参考として有力なものです。

知財管理技能士の基礎知識

知財管理技能士の平均的な年収などについて。

知的財産管理技能士とは、技能検定制度のなかのひとつであり、国家資格です。略称でIP技能士と呼ばれることもあります。一般社団法人知的財産教育協会の知的財産管理に関する学科及び実技試験に合格したものに与えられます。企業の法務部などで働くときに役に立ちます。

音楽著作権について学ぼう

吹奏楽向け情報サイト、Wind Band PressによるJASRACへの問い合わせがまとめられています。
楽譜の取り扱いや演奏会の申請についてなど重要な部分ですので楽団に所属している方は是非ご覧ください。

音楽に関わっている割に、なかなか勉強する機会がない音楽著作権。 今回は、特に学校の吹奏楽部や一般の吹奏楽団にも関係が深いと思われる音楽著作権の事項について、あらためてJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)中国支部、支部長の高橋様にお話を伺いました。 基本的にはJASRACの管理楽曲を想定しての質問となりますので、それ以外の楽曲についてはそれを管理している団体・個人にお問い合わせください。 ■まず初めに基本から  ―本日はお忙しいところありがとうございます。まず最初に基本からあらためてお伺いしたいと思い...
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