一言に作曲と言っても音楽のジャンルは数多あり、それぞれに求められる楽器や構成のセオリー、音の重ね方など色々な「流儀」が存在します。
ゲームミュージックなどのチップチューンを聞いてきた身ですが、EDMが苦手です;
チップチューンに求められる音の構成やリズム感などとEDMに求められるベースやシンセの音作りの基準が全く異なるために特徴を上手く掴めない事が原因なのは自分でも理解しています。
こういった場合、そのジャンルのメジャーアーティストの曲を聴いて回ってはジャンルの特徴を学ぶところからのスタートになります。
聞いて覚えるのは重要な事ですが、全く経験のなジャンルや扱ったことのない楽器の入っている曲を理解するのはそれなりの経験値を要する作業だと思います。
初心者が試行錯誤してみてもしっくりこないという場合はこの「ジャンルの流儀」が把握できていない事に問題があるのではないかなあと感じます。
アレンジの基礎からジャンルの基本まで
DTMerのためのアレンジのお作法はまさに試行錯誤しているレベルの初心者向けの内容になっています。
書籍の冒頭は最低限の音楽理論やアレンジについてのごく初歩的な内容から順番に解説されています。
音楽理論についての深い内容までは踏み込みませんが初心者が読み解きやすいように解説されています。
前半には最低限抑えておくべきメロディとコード、楽器などの知識と、後半はそれぞれのジャンル別のポイント解説と実例のMIDIファイル等が収録されたCDが付属しています。
(電子書籍版はダウンロードになるようです)
初心者から中級者がターゲットです
多くのジャンルや楽器についての知識と経験のある上級者にはこの本は不要だと思います。
逆にまだ手探りをしている初心者が導入として読む場合や、作編曲の経験があっても特定のジャンル専門の人が他のジャンルの特徴を知るためのガイドとして読むには適していると思います。
自分はEDMが全くダメなので苦手意識を少しでも変えられないかと思ったことと、R&Bの感覚を知りたかったのでこの本を読んでみました。
結論から言えば一冊では不足ですが、次に何を知るべきかを把握するのには役に立つ本だと思いました。
こういった書籍は合う合わないがあるので紹介が難しいのですが、この本については初心者でも安心して読める本ではないかと思います。
実践することが近道です
こういった書籍やwebの情報を得ても、読んで納得するだけではなかなか身に付きません。
実例やサンプルファイルが提供されているのであればそれを活用して自分の手で試してみましょう。
基礎を固める段階の人は特にそういった作業が重要になります。
いきなり重たい本に突っ込むのが怖い、理解できるのかな?等尻込みをしているのであれば簡単な所から始めればいいんです。
難しく考えすぎず、気楽に始められる所からトライしてみてください。
書籍の内容は前にも書いたように初心者向けです。
最初のステップと思って気楽に手に取ってみてはいかがでしょうか?
DTMerのためのアレンジのお作法
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