一か月程前、環境再構築を行いwindows 10環境を作りました。
64bit OSにDAW、VSTとインストールしたPCの環境についてレポートしたいと思います。
一か月使用してDAWクラッシュは2回のみでした
Cubase 8.5を使用して過去のプロジェクトや新規のプロジェクトを作成して作業を行ってきましたが、Cubase 8.5がクラッシュした(させた)のは二回だけでした。
原因も分かっていて、Minimal System GroupのMasterCompをプロジェクト再生中にインターフェイス呼び出しすると描画に失敗して操作不能になるためタスクを停止して落とすしかなくなるというバグによるものでした。
再現性は体感的には80%前後で、バッファ周りの問題なんだろうなという予感はあります。
それ以外は問題を起こすプラグインも音源もなく、トラブルは起きませんでした。
Windows 7の時もそうでしたが、別のアプリケーションやバグ持ちのプラグインがいない限りDAWは落ちない、と明言しても構わないと思います。
逆に言えば頻繁に落ちるのには理由がありますので、早急に特定して対応しなければ安定した作業はできません。
そうならない為にもクリーンな環境に余計なものを入れすぎないように注意しながら使用するのが重要です。
VSTの元祖はやはり安定性が抜群でした。
余計なツールはインストールしませんでした
動画編集用にFimolaをインストールした以外、余計なものはインストールしない運用にしました。
特に問題を頻発させるAdobe Flash Playerはインストールしないで使用しています。
Flashが必要な場合はGoogle Chromeを使用して見るようにしています。
同様に以前ライブ配信に使用していたFlash Media Encoderもインストールしませんでした。
ソフトウェアエンコードで配信を行うのは効率が悪いですし、別の方法を試していきたいと思います。
ライブ配信はGeForce Shareで
配信先がTwitchとYoutubeに限定されますが、ライブ配信のエンコードをGPUに任せられるGeForce Shareを使用してライブ配信を行ってみました。
配信中のCPU負荷を軽減できますし、NVidiaのドライバですので安定性についても問題はないと考えられます。
フルHD画質での配信はネットワークがBusyになるため若干CPUの負荷をかける形にはなりますが、Flash Media Encoderによる負荷に比較すれば負荷は格段に低くなっています。
Youtubeのライブ配信だけできればいい、と割り切ってしまうのであればGeForce Shareは悪くない選択だと思います。
必要十分な機能を持ちコスパが優秀です。
本当なら外部機器による配信として配信関連は外に出してしまいたいところではありますが、正直面倒くさいのでそれはまた後程検討したいと思います。(汗
SpeedStepによる短時間ピークは回避できません
EIST(Enhanced Intel Speed Step)テクノロジによる省電力機能を有効にしたまま使用しています。
これは低負荷時に消費電力を下げるためにクロックを自動的に調節する機能です。
DAWの起動中であってもピアノロールを触っている場合や、席を立った場合この機能が作動して一時的にクロックを下げてしまいます。
このため比較的負荷の高いプロジェクトを操作している場合、再生開始時に負荷由来のプチノイズが発生することがあります。
勿論レンダリングを行う際には発生しませんが、微調整などで再生をしている際には気になるかもしれません。
どうしてもこれを無くしたい!!と思うのであればBIOS設定とPCの電源管理設定で省電力機能をカットしてしまえば常時フル回転動作になるのでEISTによる問題は発生しないでしょう。
その変わり消費電力は大幅に上昇しますし、常時冷却系のファンが動作することになりますのでノイズ的にも好ましい状態とは思えません。
いかに低騒音を謳う大型ファンや液冷型のクーラーでも騒音が出ない訳ではありませんので、ここは我慢のしどころではないかと思います。
プロジェクト再生負荷について
負荷はプロジェクトの規模によっても異なりますし、標準化された測定方法がないので過去のプロジェクトを再生した負荷を参考に公開しておきます。
Driver : Focusrite Saffire Pro40 ASIO Driver
ASIO Buffer : 768Samples


KONTAKTとHalion Sonic SE2を音源として使用しています。
ボーカルはCeVIO ONEで、Waveに書き出したものをオーディオトラックで再生しています。
この状態でCPUは自動的にオーバークロックして3.6GHz程度で駆動し、ロードメーターが50%を超えない動作でした。
Core i7-6700Kは申し分なく優秀でした。
DAWを落とさない運用は可能です
余計なツールをインストールしない事や、挙動に不安のあるプラグインの特定など、安定している環境を維持していくことは可能です。
その為には使用しているツールの癖やある程度の知識が求められます。
フリープラグインなどでも使い勝手の良いものはありますがインストール前に障害報告がないか確認をすることも重要ですし、最低でも英語圏のフォーラムを完全翻訳できなくてもいいので流し読み程度はしておいた方が良いと思います。
ほとんどのプラグインメーカーが海外ベンダーであることを考えても「全く読めません」は通用しません。
また、多くのDTM系ブログや素晴らしい技術を持った人物がTwitterなどで積極的に情報を発信してくれています。
そういった情報にも目を通して、トラブル対応能力を磨いていくことで快適なDTM生活を送ることができるようになると思います。
快適なDTM生活の役に立つヒントはあったでしょうか?
皆さんが快適にDTMを楽しめることを願っています。




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