8.5からそのまま移行してきたプロジェクトを制作しています。
32bitのVSTを切り捨てるなど世代交代を断行したことで効率が向上したのか動作がスムーズです。
快適になった環境でいつもやっている作業の手順などについて簡単に書いてみたいと思います。
今回は主に初心者の方向けの基本的なオペレーションの流れについてです。
メロディの作成
多くの場合鼻歌でふんふん歌っている最中に「あれ、これ結構いけるんじゃない?」と思って取り掛かることが多いです。
iPhoneなどのスマホのボイスメモ機能で鼻歌を録音して持って帰ってからメロディに起こしたり、何となく「できそう?」と思った時はトランスポートバーをループさせてパンチインモードで鍵盤を叩いてみます。
Cubase 8.5からはパンチインポイントをループマーカーとは別に設定できるようになったので、プリロール分ループを長く取ればループ録音でも失敗せずに録音を繰り返すことができるようになりました。
これを使用して主にはHalion Sonic SEのAlto Saxの音色でメロディラインだけワンコーラス入力するところから作業を始めています。
コード進行の作成
プロジェクトにコードトラックを追加してコードを鳴らしていきます。
この時コードトラックと一緒に『コードを鳴らすパート』のトラックも作成します。
今回はKONTAKTのMIDIトラックにAlicia’s Keysを割り当ててピアノでコードの音を鳴らすように設定しました。
コードトラックには作成したPianoトラックをモニターとして設定することで、コードアシスタントのプレビュー音をピアノで再生することが可能になります。

メロディが決まっていれば調も分かると思いますのでコードアシスタントの五度圏表示を使用すれば初めての人でも簡単にコードを決めていくことができると思います。
ベースの作成
ベースはピアノロールで打ち込みしました。
プロジェクトウィンドウでコンテナをダブルクリックすると、初期設定では画面下の方に統合エディタが表示され、その中での編集になってしまいます。
流石にそれはちょっと狭いので前々回の機能紹介時に変更したウィンドウタイプの編集画面を引き続き使っています。
これに関しては操作感は従来通りです。
非常に使いやすいと思います。
リズムの作成
ほとんどの場合ドラムがリズムを担当するので、リズムを手で入力します。
MIDIループやドラムループを使う手もありますが、すごく複雑なリズムにしなければならない場合を除いて手入力の方が圧倒的に早い事が多いです。
作業が早いのはCubase付属のBeatDesginerを使用しているためです。
このツールはMIDIインサートとしてドラムのMIDIトラックに挿入します。
リズムマシンのようにパターンをタイリングするタイプで、トラックのC1~B4をオーバーライドしてキースイッチとして振る舞い、入力されたスイッチに割り当てられたパターンをテンポに同期して再生してくれます。
入力時に右側にあるレーンオフセットが実は非常に便利な機能で、よくある「若干前ノリ」や「やや溜めて」という微妙なニュアンスをパーツに指示しておくことで自動的にタイミングを調整してくれます。
普通のロックやポップのパターンであればこの機能とラウンドロビンが有効なドラム音源ならほぼ問題なくこなすことが可能です。
再生パターンはGM配列に準拠するので、受け取るドラム音源側のキーマップをGM準拠に設定することだけ注意です。
自分はKONTAKTのStrudioDrummerをメインに使用しているのでキーマップをGMマップに変更してから使用しています。
基本はこれだけ
これで三要件と言われる「メロディ・リズム・ハーモニー」の三種類を簡単に準備することが可能です。
思っているよりも簡単にできるのではないでしょうか?
ここから更にパートを増やしていったりアクセントになる音を追加したりしていく訳ですが基本の形ができてしまえば後は簡単です。
私でもできるので多分誰にでもできます;
最初はあまり複雑に考えずに、メロディを弾いてみてコードを並べるだけでもいいので形にしてみましょう。
完成させる度に何を変えていくべきかが分かるようになります。
いきなり高額の機材を揃えて始める必要はありません。
これらはオーディオインターフェイスにバンドルされているバンドル版のDAWでもできる事です。
少しでも興味があるのなら、ぜひトライしてみてくださいね。
音楽は楽しいよ!!
追記 : 2016.12.27
Cubase 9で制作をしたプロジェクトが公開になりました。






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