12日未明に突然TwitterにVocaloid 5専用ライブラリ 桜乃そらという名前が流れてきました。
発売は人気Vocaloid 結月ゆかりやVoiceroidのシリーズをリリースしているAHSです。
Vocaloid 5
まず目に付くのはVOCALOID 5という名前です。
4の発表以来動きの無かったボーカロイドですが、実に4年ぶりになるエンジンのバージョンアップですね。
製品の紹介ページによると
- VOICE COLORといった各種パラメーター
- ATTACK & RELESEエフェクト等、VOCALOID5の機能を
とあります。
まだデモが発表されていないのでこれを書いている時点では詳細は不明ですが、難易度の高かった消えていく声やアクセント、タメといった歌いまわしに対応ができるようになるのかもしれません。
YAMAHAのVOCALOID.comはメンテナンス中でありAmazonに紹介された製品の予約以外の情報が確認できませんが、メンテナンスは12日11時までとありますのでそこでデモを含めた発表があるものと思われます。
追記
11時より公式サイトがVOCALOID 5 Editorの販売を開始しました。
VOCALOID 4系ではスタンドアロンのVOCALOID EditorとCubase内の拡張エディタであったVOCALOID for Cubaseは別の製品でしたが、VOCALOID 5は統合され一つのパッケージで両方が利用できます。
価格はSTANDARDが27,000円、PREMIUMが43,200円となっています。
VOCALOID 3,4のEditorまたはfor Cubaseのユーザーは優待価格でのアップデートが可能です。
強化されたエディタ機能、充実したプリセット
VOCALOID 5ではいよいよ待望の柔軟な表現を可能にする機能と、スタイル指定などの入力支援が強化されています。
1.歌作りをドラッグ&ドロップで―「2,000個を超えるプリセットフレーズ&オーディオを収録」
あらかじめ歌詞が入った調声済みのフレーズを大量に収録。試聴して気に入ったものを選んで貼り付けていくだけで歌声制作が行える新しい制作フローを導入。さらに、「Yo!」「Yeah!」といったオーディオサンプルも大量収録。ドラッグ&ドロップで楽曲に簡単にアクセントを与えることができます。
2.好みの歌い方・声色に一発変換する新機能―「スタイル機能」
歌い方のスタイルを選ぶだけで、意図した歌い方や声色を自動的に調整する「スタイル機能」を搭載。メインボーカル風、コーラス風、さらにはロボット風まで100種類以上のスタイルを用意しました。さらにパラメーターを調整して、より細かくブラッシュアップすることも可能となっています。
3.歌唱表現の調整がより簡単に―「アタック&リリースエフェクト」「エモーションツール」
新機能「アタック&リリースエフェクト」を使えば、自力では調整が難しかったビブラートなどの歌唱表現技法もアイコンを選んで貼り付けるだけで簡単に反映できます。また新機能「エモーションツール」では、歌い方の抑揚やスピード、音素の長さなどを、波形を見ながら簡単なマウス操作を行うだけで調整できます。
4.声の張りと息の量のコントロールで表現力アップ―「3種類の新パラメーター」
新たに追加・改良された3種類のコントロールパラメーターが登場。「Exciter」で声の張り具合を、「Air」で発音に混ぜる息の量を、そして「Breathiness」で発音に混ぜる息の量と母音の音色を調節することが可能に。合計13種類のパラメーターでよりリアルな自分好みの歌声に仕上げることが可能になりました。
5.ボーカルトラックの作り込みがこれ一本で―「11種類のオーディオエフェクトを搭載」
ボーカルトラックに効果的な11種類の実用的なオーディオエフェクトを同梱。専用ソフトウェアやプラグインを別途用意する必要なく、これ一本で徹底的にボーカルトラックの作り込みが行えます。
6.待望の外部連携機能に対応。制作効率も大幅にアップ―「VST」「AU」「外部MIDI機器からの入力」
音楽制作ソフトとの連携を実現する「VST」「AU」や、MIDIキーボードによるリアルタイムレコーディングにも対応。現代のクリエイターの多様な音楽制作環境とマッチする高い連動性を実現しました。
VOCALOID Editor単体としての機能強化が図られているのが分かります。
入力面ではCeVIOに一日の長があったのでこれからの制作でどれほどの変化があるのか注目したいですね。
先陣を切った桜乃そらとは?
AHSが7月26日に発売予定としている新ボーカロイド、桜乃そら。
まずはナチュラルとクールという2タイプのライブラリ販売を開始するようです。
キャストは大御所、井上喜久子さんです。
有名なのはやはり”ああっ!女神さまのベルダンディ”でしょうか。
近年では人気ゲームFate/Grand Orderにも出演されています。
ベルダンディのイメージが定着したからか、落ち着いた雰囲気の役を演じられる事が多いようです。
それらを考慮するとボーカロイドでは手薄な領域だった落ち着いてしっとりした歌声を得意とするのではないかと期待しています。
まずは公式に注目
12日11時にメンテナンス終了を予定されるVOCALOID.comからの発表に注目です。
何の情報も出ていないAHSの公式サイトにも近いタイミングで何らかの発表があると思われます。
今までのパターンから考えるとそのタイミングデモ音源の発表もあると思われます。
デモを担当された方は誰なのか?どんな曲なのかも気になりますね!!
追記
AHS公式サイトでVOCALOID 桜乃そらとVOICEROID 2 桜乃そらのページが発表されました。
VOCALOID 桜乃そらのページではデモとして4曲が公開されています。
ラブライブ楽曲の作詞で有名な畑 亜紀さんとサクラ大戦などのシリーズの作曲で知られる田中 公平ペアのデモ楽曲の調整を聴くと井上喜久子さんの歌に非常に近づけることが可能であることが分かります。
まだ1stデモなので語尾の処理がツメ切れていない感じもありますが、歌い方の自然さと滑らかさは格段に向上していると思います。
またパッケージにはAHSのキャラクターを収録した動画作成ソフトのキャラみんスタジオの30日ライセンスや、桜乃そらのMMDデータなども付属するそうなので今から楽曲データとキャラみんスタジオのモーションを作成すれば発売日に新曲を間に合わせることもできるかもしれませんね。
FaceRig対応のLive2Dデータも発売日にダウンロード可になるそうですのでキャラクターモデルを使用したトーク動画などの製作者に向けても力を入れていることが分かります。
初音ミクは来るのか?
VOCALOIDのレジェンド、初音ミクはVOCALOID 5に対応するのでしょうか?
今の所CRYPTON社からの発表や制作プロデューサーの佐々木さんのTwitterでもそれらしい発言はありません。
ですが、何らかの新規プロジェクトらしい呟きや機能強化に向けた研究の断片的なつぶやきもしばらく前から散見されていましたので遠くないどこかで何らかの発表があるのでは?と予想しています。
新規情報が確認でき次第チェックしていきたいと思いますが、アップデートされたばかりのCeVIO Sreative Studio 6とVOCALOID 5の出現でまた魅力的な楽曲が活発に発表されるのでしょうか?
期待を込めて注目していきたいと思います。




あなたのコメントをお待ちしています