最終更新日 2020/11/23
今回ご紹介するのは
数多くのプラグインアンプやエフェクトをリリースしている Nemblini Audio
以前から、かなり気になっていたアンプ・プラグイン
8180 MONSTER TUBE GUITAR AMPLIFIER がブラックフライデーセールで値下げされたの期に
購入しましたのでレビューしてみたいと思います。
実機との比較音源やクリーンで鳴らした音源もアップしていますのでご参考にどうぞ。
セール期間がいつまでなのかはっきりわらないので気になる方はお早めにどうぞ。
特徴とサウンド
名前とデザインでピンときた方も多いと思いますが初代Peavey 5150(現行は6505)をモデリングしたプラグインです。
実機と同じく RHYTHM(クリーン&クランチ) と LEAD の2ch仕様です。
要求されるスペックもそれほど高くないのでPCへの負荷も高くありません。
やはり$137.00の製品だけあって歪の質感やキメの細かさはフリーや安価製品とは違って一段とリアルに近い印象を持ちました。
他の5150系プラグインと比べてもローが結構出ているのでメタル系のサウンドにする場合は特にこの辺の調整が必要になってくるとは思いますが、それ以外のサウンドの傾向はかなりいい感じだと思いました。
5150というと、どうしてもメタル・ラウド系のハイゲインサウンドを想像してしまいがちですが、クリーン・クランチも結構いい感じなので幅広いジャンルで使えるアンプだと思います。
対応フォーマット
- Windows / Mac 対応
- VST2 / VST3 / AAX / AU
動作環境
- CPU:Intel Pentium 4
- メモリ:1GB以上
- Mac OS 10.9 以上, 64-bit DAW
- Windows 7 以上, 64-bit DAW
引用;https://www.nembriniaudio.com/products/8180-monster-tube-guitar-amplifier
キャビネットシミュレータ
キャビネットとマイクがそれぞれ複数種類収録されています。マイクポジションの変更も可能ですので、クリーンからハイゲインまで幅広い音作りが可能です。

収録キャビ
- MB Rect 4×12 V30: Mesa Rectifier 4×12 with Celestion Vintage 30s speakers
- Sheffield 4×12: Peavey 5150 4×12 with *Sheffield 1200 speakers
- SLD 4×12 Legend: Soldano* 412B 4×12 cabinet with Eminence* Legend V12s
- 1960B 4×12 G12M: Marshall 1960B 4×12 with Celestion G12T-75 speakers
- BG 2×12 V30: Bogner 2×12 Celestion Vintage 30 speakers
- Tweed 4×10 P10Q: Fender Tweed Bassman 4×10 Jensen P10Qs speakers
*初代Peavey 5150に搭載されていたスピーカー
収録マイク
- Dynamic 57: popular Shure* SM-57 dynamic microphone
- Ribbon 121: modern Royer* Labs R-121 ribbon microphone
- Condenser 414: classic AKG* C 414 condenser microphone
- Dynamic 421: vintage Sennheiser* MD-421 dynamic microphone
IRローダー
外部のImpulse Response(IR)を最大で3つまで読み込めますので細かい音作りも可能です。

5150実機との比較
5150実機のギター音源を配布している方がいらっしゃったので8180との比較用として
使用させていただきました。動画の説明文にダウンロードリンクが貼ってあります。
今回使用させて頂いたファイル
- 5150_PREAMP.wav(アンプヘッドのみ)
- 5150_DI.wav (DIのみでアンプ無し)
IRやKemper /Axe Fx /Helix のパッチの販売もされているので興味のある方は是非どうぞ。
8180セッティング

sinmixのリアル5150とほぼ同じにしてありますが、Resonanceを10にすると物凄いブーミーになるのでかなり下げています。
(sinmixのセッティング。動画の7秒辺りのスクショ)

使用したIRローダーとキャビIR
- IRローダー:Two notes – Torpedo Wall of Sound
- キャビIR:Lancaster Audio – EV 5150 212 3

SinMix 5150_PREAMP(リアル5150ヘッド) → IR
SinMix DI→8180(LEAD ch) + IR
※2020/11/23 追加アップ
SinMix DI→8180(RHYTHM ch) + IR

※比較参考として
SinMix DI→Amplex 2120 Rhythm Crunch + IR
こうして並べて比較してみるとそれぞれの特徴が分かりやすいかと思います。
8180は低音がかなり出ていて、ちょっと奥まった音ですが歪みはキメがかなり細かくてクリーミーでアンプのチリチリ感もよく出ていると思いました。
この辺はアンプセッティングと使用するIRとローダーでも変わってくると思います。
今回は各アンプの比較のために外部IRで統一しましたが付属のキャビネットの方がより
5150の雰囲気に近づくと思います。逆を言えば外部IRとの(ローダーとの?)相性がちょっと良くないのかな?という印象を抱きました。
(※2020/11/23 追加アップ について)
記事投稿後も色々弄ってたのですが、RHYTHMの方がリアル5150ヘッドにより近い事に気づきまして追加でアップしました。
歪の質感も微妙に違うんですね。LEADはクリーミーですがRHYTHMの方は若干ザラザラしています。この辺はPRE GAIN と POST GAINのセッティングでも変わってくるまもしれませんね。
Amplexの方は歪のキメが若干太いというか丸っこいですが雰囲気は本家にかなり似ていると思います。これがフリー(ドネーション)ですからかなりのクオリティですね。
クリーントーンで鳴らしてみる
限界まで歪みを抑えてみましたが、歪ゼロのまっさらなクリーンにはならないようです。
ですが結構クリアーで綺麗な音が出ていると思います。個人的にはかなり好みの質感です 。
- L-ch:アルペジオ
- R-ch:パワーコードミュート
L/R共通
最初に Nemblini Audioのノイズゲートを通してます。
ANALOGをONにすると若干締まってクリアにな音になるのですが、
その質感が好みでギターには必ず挿しています。このプラグインはおすすめです。

L-ch セッティング


R-ch セッティング


クリーントーン(音が大きくなります)
インストールについて
このプラグインはiLokのオーソライズ(ライセンス認証)が必要となります。
Nembrini Audioで作成したアカウントとは別にiLokのアカウントも必要になります。
ソフトウエアオーサライズキー(USB接続)を持ってない場合は
8180をインストールする時にiLok license Managerを同時にインストールします。
今回スクショを撮っていなかったので詳しい解説は割愛させていただきますが、
わかりやすく解説されているサイトのリンクを貼っておきますので、ご参考にどうぞ。
※PDFファイルが開きます。
※通常のサイトです。









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