
MIDIループを探すと必ず名前を目にするのがこのGroove Monkeeです。
多様なジャンルに対応するドラムパターンのMIDIループなどを販売するベンダーです。
10月24日からGroove Monkeeの製品価格が改定されました。
以前より一段安くなったところへMedia Integrationのセール期間中は30%のディスカウントです。
期間は10月31日まで。
お求めやすい価格なので初心者にはオススメです。
MIDIループの利点
オーディオループに比較してMIDIループは非常にデータが軽量です。
今の時代データの保存に困ることなどないと思いますが、ダウンロード販売となれば話は別です。
またテンポの変動に対してもオーディオより柔軟に対応することが可能です。
曲中で頻繁にテンポが動くような楽曲の場合処理しやすいというメリットがあります。
そして展開してパターンを参照することができます。
Groove Monkeeだけでなく他のベンダーの製品でもそうですが、リズムパターン作成のアイディアにしたりMIDIループ自体に直接手を加えることも容易です。
これは初心者にはとてもありがたいことです。
特にリズムパターンの入力の勉強にはとてもよい資料になります。
各種ドラム音源に対応
Groove Monkeeのドラムパターンは各社から販売されているドラム音源のフォーマットに対応したファイルが収録されています。
一般的なドラムループをMIDIファイルで提供している場合、無難なところでGM配列で供給されているケースが多いですが主要なドラム音源に対応したマッピングまで収録されているのは珍しいと思います。
これはつまりどの音源を使用しても可能な限りベターな鳴り方をするように調整されているということですので、音源別の特徴を学ぶにも参考にしやすいデータになっています。
個人的なドラムパターンの勉強法
MIDIループの活用の他にも少しだけ自分流のドラム打ち込み勉強法について紹介してみます。
エレキドラムならちょっとだけ叩くことができるのと、ドラムの譜面も読めるのでとりあえず譜面を読んでみたりします。
当然譜面上からは読み取れないノリもありますが、それは曲を実際に聞いてみて判断しています。
またドラムの教本などを買って読んでみたりもします。
ドラムの教本などにはパターンの譜面の他にCDなどが付属していて、実際にパターンを叩いた音が収録されています。
ジャンル別のフィルやセオリーなどを色々聞いて引き出しを増やしていくことができます。
そういった参考データをCubaseのBeat Designerでザクザクと入力して再現をしてみると、感覚が大分つかめるのではないかと思います。
スウィングクォンタイズやランダマイズについてはほぼ使いません。
ラウンドロビンのあるドラム音源であればベロシティ固定であっても違和感はありませんし、揺らぎの入力をばらつかせるよりも裏箔のノリやゴーストノートの置き方の方がDTMでは重要だと思います。
Cubaseなど主要なDAWには付属のMIDI LOOPもたくさん提供されています。
以前トライしたドラムの音作り講座の動画でもStudio Drummer付属のMIDIループを鳴らしています。
とりあえずランダマイズしてみる、ベロシティを弄ってみるという場当たり対応をする前に、参考になる資料を紐解いてみてはいかがでしょうか?
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