何かの役に立つ・・・?かもしれないし、そうでないかもしれません。
現在トーンホールアダプターを外してバロック式で練習しています。
ジャーマン式だと音程が異なる可能性がありますのでチューナーで確認しながら練習してください。
venovaは調と音域がリコーダーとほぼ同じで下はCからオクターブ上のCまでが標準の音域としてマニュアルの運指表にも乗っています。
2オクターブという音域は中々厳しくて実際に演奏を始めて色々な曲に挑戦してみると音域が上に飛び出してギリギリアウトなんていう曲が結構あります。
例えばLoveLiveのSnow Halationはサビの部分で上のC#とDが出てきて原曲の調では演奏が出来ません。
移調すればいいのですが、venovaから楽器を始めた人には移調は難しいかもしれませんし、移調したことで演奏しにくい調になるのは慣れている人にも嬉しくない事です。
上限を超えたい
説明書が2オクターブだ!!と言っている以上普通にやったら2オクターブでおしまいなのは間違いないのですが、無理やりマウスピースで上に寄せれば半音くらいなら無茶できない事もありません。
半音くらいでは役に立たないですしそもそも演奏の中では使えないでしょうから、何とかそれ以外の方法で解決したいところです。
幸いvenovaはサックスのマウスピースですので、奏法的にはサックスと同じ方法が(ある程度は)使えるはずです。
サックスで高音の演奏と言えばオーバートーンとフラジオですが、venovaでどこまで出来るのでしょうか?
オーバートーン
オーバートーンはマウスピースから出す倍音をコントロールする事で運指を変えずに音程だけを変える方法です。
トランペットのマウスピースで音程をコントロールするのと同じような方法ですね。
サックスでの実演についてはYoutubeで動画を見る事ができますが、venovaではまだ使用している人はいないようです?
自分はオーバートーンは苦手なので(当たらない;)これを機にまた練習しようかなと思っています。
演奏の中で狙って使うのは難しい気がしますがソロのラストを高音で抜ける場合やテンポが遅いロングトーンならオーバートーンで何とかすることもできる・・・かな?
フラジオ
フラジオは通常運指で出せない高い音域を運指とブレスコントロールで出す演奏法です。
サックスの演奏関連では割と普通に出てきているので使われているように見えないのですが多用されています。
管楽器の音程は管の長さによって決まるので低い方を拡張するのは物理的に不可能です。
オーバートーンは苦手・・・と言いましたがフラジオの演奏にはどうしても上の倍音を出す必要があります。
自分の場合はオーバートーンを出すぞという意識より上の音を狙う意識でアンブシュアと息の量をコントロールしているので鳴らせている感じです。
この感覚が分からない人はサックス教室の講師の方から正しい方法を学ぶのが良いと思います。
サックスの先生、私が教えます!!という方是非声を上げてくださいねw
サックスのマウスピースと原理的には同じ構造の管体ですので、フラジオが使用できれば高音は出せるはず・・・
という事で挑戦してみます。
素材を用意してみました
運指の話をすると指が何々でどこをどうしてという話になってしまうので、視認できるようにガイドブックの運指表と似たキーレイアウトのブランクを用意しました。
ガイドブックの運指表を参考にして大体同じような感じにしてみました。
画像はクリエイティブコモンズライセンスに従って使用していただけるように公開しますので、運指の情報を発信される方、独自の運指表を作成したい方は是非ご使用ください。


そんな訳でVenovaのフラジオについて試してみたいと思います。
上の上のD
言い方が標準的か分からないのでちょっとアレなのですが;
自分が所属していた辺りではサックス運指のドを基準に次のオクターブを上のド、オクターブキーを押したさらにオクターブ上のドを上の上のドと呼んでいました。
バリトンサックスではE$、High E$、High High E$ですね。
venovaは標準でCからHigh C、High High Cまでの2オクターブが運指表における上限になっています。
このHigh High Cの上の音がHigh High Dです。(C#が見つかっていません;)


オクターブキーの一つ下、背面側のトーンホールが半分だけ塗られていますが、これはハーフオープンです。
トーンホールを半分だけ空けるように指を置きます。
当然ですがHigh High Cが出ないとこの音は出せません。
まずは通常の音域がしっかり出せるように練習してから試してみてください。
さらにその上のHigh High D#はこちらです。


ここまでの音程が出せるとA whole new worldが吹けるはず・・・
運指的には早いパッセージに全く向いていないので演奏の中で咄嗟に出すのが難しいです。
この運指以外にもよい運指があるかもしれませんので分かる方は是非試してみてください。
まだまだ練習も検証も進んでいませんが、持ち歩きが楽で練習しやすいというのは本当に素晴らしい事です。
そろそろvenovaの演奏がCDで販売されたりしないかなあと期待しています。
もっといい運指があるぞ!!であるとか、正しい方法はこうだ!!という情報がありましたら是非お教えください。
それではまた次回。


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