管楽器とDTMの良い関係

Advertisement
Photo by bpcraddock from pixabay

管楽器派の方は楽譜と向き合って練習する時間が多いと思います。

 

現在はオーケストラ音源やギター音源など、表現の難しかった楽器をリアルに表現してくれる音源も登場した事で手軽にリアルに演奏を再現できる方法も登場しています。

再現性が高くなった事で生演奏の出番は減少するのか?と言えばそんなことはなく、ライブプレイヤーの存在は欠かせない物です。

アコースティック楽器をDTMで再現するのは難しく、楽器に対する知識や独特の奏法などについても知る必要があります。
その点について楽器を演奏するプレイヤーは経験をそのまま反映することが出来るという点でもアドバンテージがあります。

しかし管楽器奏者にとっては普段演奏をしている音を再現するためにDAWで打ち込みをするなんて無駄が多すぎると思うかもしれません。

確かになれるまでは打ち込みは大変です。
それでもなおDTM、DAWを活用して拡がる新たな活用や世界に踏み込めばその価値を実感できると思います。

今回はプレイヤーとして付き合うDTMの活用法について書いてみたいと思います。

練習用音源の作成が便利

練習用のマイナスワンの作成が簡単に出来るのはDTMの大きなメリットの一つです。
自分がDTMを始めたのもバリトンサックスの練習をできる場所がなかったため、WX5を買って運指の練習をしたかったからという理由からでした。
(多分理由としてはイレギュラーです)

マイナスワンの打ち込みをしては練習用の譜面を印刷し、それを使って練習をしていました。
マイナスワンの作成は楽譜から作る場合と、耳コピーで入力する場合の両方のパターンがあると思いますがどちらのケースでも入力したデータから楽譜を作成することが出来るという点でも優れています。
練習用の音源と同時に練習用の譜面を作成することが出来ると楽曲の動きにも敏感になれるので良いと思います。

そしてDAWや作譜ソフトの再生機能にはテンポ調節の機能があります。
これを使用すれば1/2テンポや倍テンポなどでの練習も可能です。
この位の事であればオーディオインターフェイスにバンドルされるグレードでも可能ですし、Muse Scoreだけでも可能です。

CDなどの音源再生に合わせた練習もしやすい

CDの音源に合わせて行う事にメリットがあります。
CDトラックの音声をwaveとしてDAWに取り込んでしまえばある程度までならテンポを動かしても破綻のすくない再生ができます。
通常CDプレイヤーで再生しての練習ではテンポを動かすことはできない(一部可能なプレイヤーもあります)ので原曲に合わせての練習でも役に立ちます。

パンニングやバランスの調整によって左右のサイド寄りで鳴っている楽器のみに集中して聞くことも可能ですので細かいチェックにも有用です。

DAWとアナライザを併用することで自分の演奏の倍音の出具合や癖の確認が出来たりもします。

何より便利なのは練習用のマイナスワン作成が出来る事。
そして楽譜の無い曲を自分でブラスアレンジして演奏できるのもとても楽しい物です。

練習用のマイナスワンを作っているうちに慣れてくればオリジナル曲が出来るようになったりするので、そういった形で愉しみを広げる事ができるのは良い事ではないかなと思います。

一人で1音しか出せない管楽器は周りの音が欲しいなと思うものです。
一人で何度も録音してアンサンブルしてみたり、オケを作って合奏にしたり、練習と合奏の両方を一人で楽しむこともできるようになります。

サックス・クラリネット系の人ならEWIやWXでサイレントな運指練習が出来たり、サイレントブラスなどを併用した練習にも役に立ちます。

DTMを始める事で管楽器との付き合い方が広がって、より楽しくなると思いますよ。

Advertisement
みるくここあ
About みるくここあ 226 Articles
ウィンドシンセを片手に曲を作っています、演奏するのも聴くのも好き。 ゲームとITと変な情報を拾ってくるのが得意。 色々とやっているらしいけど詳細はヒミツ。 オリジナル曲を公開しています。 http://www.nicovideo.jp/mylist/31704203 作曲風景の生放送もしています。 https://rainbowsound.cafe/rainbow-sound-cafe-live/ 音楽やDTMに纏わる話題を色々と書きます。

あなたのコメントをお待ちしています

コメントをどうぞ

Your email address will not be published.