音が出せたらやっぱり演奏したくなりますもんね。
まずは簡単な所から少しずつ練習していきたいと思います。
venovaの教則本にはいくつかの楽譜が記載されています。
最近の人気楽曲もあり、星野源の恋もvenova向けにアレンジされた楽譜が載っていました。
venovaのデモを演奏されている方の動画はどれも上手なものばかりですのできっと簡単にできるはず!!と思ってしまう方も多いかもしれませんが、リード楽器はリコーダーほど簡単という訳でもないので躓いてしまう方も結構いるようです。
今回は教則本にも載っていた一青窈のハナミズキを練習しながら曲を演奏していくためのステップを順を追って解説していきたいと思います。
一青窈の名曲、ハナミズキ
非常に人気のある曲でしたし、色々な所で耳にしたことがある曲だと思います。
今回ハナミズキを練習曲に選んだ理由は以下の通りです。
- テンポが緩く初心者が運指の練習をするのには向いている。
- 公式が原曲をvevoで配信してくれている。
- 教則本に楽譜が載っているのでお前より上手くふけるぞ!!って人がたくさん参考になる動画を出してくれそう。
しかし一つだけ問題があります。
venovaはC管であり、基音はC(ピアノのド)です。
ハナミズキの原曲の調はE(ピアノのミ)です。
教則本の楽譜では音域と演奏のしやすさを考えてかCに移調した楽譜が掲載されています。(カラオケにおける原曲-4)
なのでそのまま聴いたり演奏すると楽譜と参考音源ではマッチしなくなってしまいます。
これを合わせる方法は二つ。
一つは原曲通りキーをEとして演奏するために楽譜を4半音上げた状態にして読むか、原曲を-4した練習用の音源を用意するかのどちらかになります。
教則本の練習用譜面の通り練習したい場合DAWやMIDIの再生できる環境のある方なら市販のMIDIデータなどをそのまま流用して移調することで対応は出来ると思いますが、再生環境がない方は自力で練習用の音源を用意する必要があります。
今回は練習内容を動画として公開できるようにするためにも、原曲調でも教則本の調でも練習が出来るようにするために自分で練習用音源を用意することにしました。
練習用の音源を自分で用意しなければならない理由についてはこちらを参考にしてください。
環境のおさらい
普段曲を作るための環境としてSteinbergのCubaseや周辺音源など、とりあえず一通りの環境がある所からスタートしているので同じことをいきなりやろう!!と意気込んでしまうと楽器の練習どころではなくなってしまいますので決して無理はしないでください。
PC等の環境についてはこちらです。
venovaについては標準のリードを二日で折ってしまったため、リードを交換したりマウスピースを買い替えたりと自分の吹きやすいように組み合わせを変更してあります。
マウスピースの変更はどうしても音が出しにくい人には良いかもしれません。
シングルリードの楽器経験が全くない方の場合は楽器店などで相談してから決めると良いと思います。
まずは音が鳴らせなければ楽しみも始まりませんので店員さんに聞いてみてください。
親切に教えてくださると思います。
練習の確認に録音環境などもあればベターですが、スマートフォンがあればそれを使って確認することもできますので練習の確認用に活用してみてください。
教則本の楽譜を原調に読み替える
今回は原曲の調で練習を行っていきます。
venovaユーザーの多くの人が感じている事ですがvenovaの半音は非常に音程が狙いにくく、運指だけでは狙った音が出ない事が多々あります。
原曲の調、EはC管のvenovaで演奏を行うとまさにその狙いにくい半音がたくさん出てきます。
教則本では移調することで安心して演奏できるようにしてくれているのだと思いますが、実際の演奏が全てCに移調して貰えることなどあり得ませんので半音を避けて通る事などできません。
なのでここではあえて半音を避けずに原曲の調の通り演奏できるように練習してみます。
venovaはC管、調はCです。

これに対してハナミズキの原曲の調はEです。

見ての通りC,D,F,G(ド,レ,ファ,ソ)の四つに#が付く調になります。
#が四つくらいまでの曲でびっくりしているようではいけませんのでしっかり身体で覚えていきたい所です。
そして原曲は教則本の楽譜を4半音上げて読む必要があります。
教則本の最初の音G(ソ)は原曲調にするにはB(シ)として読むことになります。
実際に演奏してみる
ハナミズキの原曲調をそれっぽくコピーして演奏用のマイナスワンを作成し、楽譜の読み替えも把握したら次は実際に演奏をしてみます。
スケール練習などの基礎練習はしてありますが、実際に演奏をすると音程の移動などで狙った音が出にくくなったりします。
自分の演奏を録音してみるとそういった問題や癖がよくわかりますので基礎練習の他にも簡単な練習曲を録音して確認して修正していくと改善が早くなります。
まずは最初のトライから。
オケにAメロだけ演奏を入れて録音しました。
これだけでも音程など問題が山積みです;
原曲のAメロは大きな動きもなく吹くだけなら割と簡単に演奏できますが導入のB→C#→Bの動きやオクターブ上のEからG#まで下がる部分などをかなり意識的に低い音程で吹くつもりでいないと音が下がりきらずに上ずってしまいます。
吹き込む息の量とアンブシュア(咥え方)の両方で狙いを定めないと全く音が当たらないので音程を取るのはやはりサックスよりもはるかに難しいようです。
トーンホールの押さえ方も気を使わないと経過音ではない音が混ざりますので、運指は丁寧に速くを心掛けます。
音がややビリビリしているのはレジェールのリードに付着した水分のせいで、これはレジェールの課題の一つのようです。
室温が低いと息の水分が簡単に結露してしまうのでリード表面に水分が溜まり、ビリビリとした響きが音にのってしまいます。
こういった面だけはケーンのリードの方が便利そうです。
演奏中に息を入れて水気を飛ばしてやればビリビリはなくなりますが、マイクの傍でそれをやるとブシュっと音が入ってしまうので録音中にはできないですね;
最後まで通した後はリードを変えたバージョンを録音して聞き比べもしてみたいですね。
動画の前半は録音になんのエフェクトもかけていない音、後半はチャンネルストリップとリバーブを掛けてあります。
それぞれどんな音なのか参考にれば・・・いいな?;
指があんまり回ってなかったり音程が悪かったりで残念な演奏ですが、引き続き練習しながら続けていく予定です。
1曲通した時どうなっているのか、自分でも楽しみにしつつ続けていきたいと思います。




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